CVポートを取り外した話をしました。
取り付ける手術はネットで見たら局所麻酔で、という方も居られたので、私も局所麻酔で、と主治医にお願いしたのですが、この手術はX線で確認しながらしないといけないので、全身麻酔でないと出来ないと言われました。
そして乳がんの手術をしたこの病院にはその設備がないから別の設備の整った病院でしか手術できないのだ、と。
へぇ、そうなんだ、、。乳がんの手術をして、主治医を信頼するしかない状況ですから、弱気になっているのもあり、それ以上ネットで調べて自分の意見を通そうという気力のなかった私は、そう言われるままにポート挿入の手術をうけることにしました。
手術をした病院は新しく、3-4つ星ホテルみたいで、手術室は最上階で見晴らしは最高でした。
ポートをつけるだけだから、夫に病院まで送ってもらったあと、彼は普通に仕事に行きました。
私は小奇麗な個室に通され、手術着に着替え、病室のテレビを見て待っていました。
全身麻酔なので、術後、意識が戻るまで誰も付き添いが居なかったのですが、ぼんやりと目覚めて、目を開けると病室のドアが大きく開けられたままで、私の部屋は突き当たりの部屋だったので、開けたドアから非常階段へのドアも開いていて、非常階段に人が居てこちらを見ているのが判りました。
驚いて、自分の状況を確かめ、とりあえず、レイプはされてないようだと思いましたが、付き添いの居ない全身麻酔の患者を手術後、ドアを開け放しにして病室に一人で置いておく、という病院に不信感でいっぱいになりました。
夫が来たときにそう言うと、病院に苦情を言って、早く家に帰ろう、と、病院としては一泊させたかったようですが、断って支払いをして帰宅しました。
この時、支払額は日本円にして9万円くらいでしたが、小切手ではダメ、カードでは割り増しになるというので、夫が銀行から持って行ったお金、500ルピー札でしたが、それを見て、これは偽札だ、と言い出したのです。おいおいおい、どうなってるの?な話で、結局それを受け取ったのですが、そんなこともあり、もう絶対にこの病院には来ない。と思ったのでした。
後で聞いた話によると、この病院で私の手術の少し前、外国人が偽札で支払ったということがあったのだそうです。
インドの偽札問題のとばっちりをこんなところでも受けているんで、今回の高額紙幣廃止には賛同しないわけではないのですが、もうすでに新2000ルピー札の偽札が出回っているだとか、結局同じじゃん、って思ったり。。
とりあえず、ポート装着に纏わる怖い話でした。
続きます。
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